こじらせ森のアラサー備忘録(仮)

こじらせアラサー女子のメモです *育休中

無痛分娩が失敗した話

昨年、第一子を出産しました。事前に無痛分娩を希望していましたが、実際は無痛分娩できませんでした。

※医学的な知見を持たない素人目線の内容です

[目次]

1.無痛分娩を希望した理由

わたしは無痛分娩を希望していました。その理由は下記です。

・選んだ産院は、無痛分娩を選択できた

・痛くなくてすむなら痛くないほうがいい

・痛みに苦しまない分、体力面で産後の回復が早い(と聞いた)

・いざという時に帝王切開に切り替えやすい(麻酔を再度入れ直す必要がない)

とくに、出産後は実家のサポートを受けず、夫と二人で子育てを開始する予定だったため、体力の回復が早いというのは魅力的でした。

夫は、実際に苦しむわたしの意見を尊重するとのことで無痛分娩一択となりました。

(実母は、自然が一番!と口に出して言っていしまうタイプのため、内緒にしていました)

2.無痛分娩を行うための準備

わたしの選んだ産院では、無痛分娩を受けるために下記4ステップが必要でした。

 Step1.医師に無痛分娩の希望を伝える

 Step2.無痛分娩の教室を受講する

 Step3.麻酔医師と面談する

 Step4.無痛分娩に関する同意書を提出する

Step2では、無痛分娩の仕組みやリスク、体験談等を同じく無痛分娩を希望しているプレママさん15人ほどと一緒に1.5時間程度の教室を受講しました。事前にインターネットで無痛分娩について調べていましたが、その中で分からなかったこと、心配だったことが直接聞けるので、良い教室でした。

[無痛分娩教室の学び]

・無痛分娩で死亡事故が隣接県で発生していた

 →その事故を防ぐための話が聞けたため不安が解消された

・この産院は24時間麻酔医師が常駐しているため、計画無痛分娩は行っていない

計画無痛分娩:子宮収縮薬を分娩誘発剤として使用し、平日の昼間等麻酔医が駐在している時間にお産を誘導する分娩

Step3の麻酔医師との面談はStep2の内容とほぼ同じだったので、特に質問もなくStep4の同意書提出に進みました。

3.実際の出産

ここまで、順調に無痛分娩の準備をしてきましたが、タイトル通り無痛分娩できませんでした。その理由は、『お産の進みが早く麻酔が間に合わなかったから』です。

出産した日のタイムラインは下記を参照してください。

harapan-life-management.hatenablog.com

麻酔を入れる時にはすでに子宮口が全開で、麻酔が効くまでの間に産まれてしまう可能性が高いと言われました(泣)

子宮口が5cm開けば麻酔を入れてもらえると思っていたため、それまでの陣痛さえ耐えれば穏やかな気持ちで赤ちゃんに対面できるはずでした。そのため、陣痛の逃し方はしっかり勉強しシュミレーションも何度も行い、万全の体制でした。実際に、陣痛が来た時もその対応ができたと思います。

しかしながら、実際に麻酔なしでいきむことになり、いきみ方を頭では理解していてもそれを行う余裕がなく、

足開いてー

目を開けてー

目線はこっちー

と指示をもらいながらの出産となりました。とほほ。

4.まとめ

  • 無痛分娩を希望していても、無痛分娩にならない場合があるので、事前に出産に関する知識を付けシミュレーションしとくべき
  • 絶対に無痛分娩で出産したい場合は、計画無痛分娩を行っている産院を選んだほうがいいかも

5.おまけ

『出産は体質です』と助産師さんに言われました。

母親や親せきと同じような出産になる可能性があるので、事前に傾向を確認することをお勧めします。

(出産後に知りましたが、わたしの母方は安産家系で、皆スピード出産だったようです。。。)